猫の大きな目!瞳孔が開いたり、閉じたりしてとても神秘的な目です。
大きな目!クリックリな目に惹かれて、人は猫が他の動物よりもかわいいことを認識しているそうです。
ところがクリックリな目に、「黒い・茶色い・黄色」な目やにがあると目立って気になりませんか?
「うちの猫ちゃん、ひょっとして目の病気!?」なんて、ちょっと心配になってしまいますよね。
残念ながら目やには、病気のサイン・外傷のサインなのです。
そこで今回は「病気?な目やにと健康な目やに」は、どうしたら見分けがつくのか?
ポイントと自宅でできるケアの仕方を紹介していきますね。
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目次
なぜ目やにが出るの?
猫の目やには、古くなった細胞や目に入ったごみなどが混ざってできた老廃物なんだそうです。
また目やにも、出ても大丈夫な目やにと、「早く病院へ!」な目やにに分かれます。
その際に、参考にするポイントは「目やにの色・両目?片目?前足でしょっちゅう触っている?」
などで、判断できます。
飼いネコちゃんと、スキンシップが出来ているあなたなら、
猫ちゃんの顔をまじまじと見ても、猫パンチされることなく、判断がつくでしょう。
大丈夫な目やに
猫の寝起きによく見かける目やに。
目頭に少しだけついている。
色は赤茶色か黒っぽい茶色
これらは、猫が新陳代謝を正常にしている証です。
![](https://www.karabist.com/wp-content/uploads/2017/06/17-06-02-6-300x225.jpg)
問題はありませんが、目やにをそのまま放置すると、逆に目の病気を引き起こしかねません。
目やにはとってあげましょう。
(目やにを取り除く方法は、後で説明しますね)
異常がある目やに
「これ、絶対にあかんやろ!=動物病院へ行こう」な目やにです。
細菌感染が疑われる目やに外傷や花粉症・アレルギー性による場合の目やにになります。
目やにの病気と言っても、数種類あります。
今回は、代表的な目やにです。
目に傷がついている
透明なサラサラな涙がたくさん出ている
痛いので目をバシバシさせている
色は白っぽい目やに
片目だけ、目やにが出ている
涙の量が多い
痛がって目をショボショボさせている
目を閉じようとしている
![](https://www.karabist.com/wp-content/uploads/2017/06/17-06-02-4-300x200.jpg)
結膜炎になっている
黄色・緑色の目やにが出ている
ネバネバしている
白目の部分が充血している
涙の量が多い
猫風邪
白・緑色の目やに
ネバッとしている
目やにが多く出ている
くしゃみ・鼻水が出ている
両目から目やにが出ている
アレルギー性
正常な目やにの色
起きている時でも、目やにが出ている
とってもとっても、目やにが出る場合は慢性化している
ハウスダストにかかっているかも・・・しれません
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どっちの目から出ているのか?
「両目又は片目から目やにが出ているか」も大切な要素です。
両目から出ている場合は細菌・ウイルス感染が疑われます。
片目のみは外へ出ている子ならば、ケンカをして目に傷がついた疑いがあります。
猫の目に、ゴミが入った疑いがあります。
このような場合はとにかく動物病院へ行きましょう。
その時、「いつから目やにが出ていたか」また「どんな仕草をしていたか」など、
メモを取っていくといいですよ。
いずれの症状で共通して言えるのは、猫は不快に感じます。
そのため、頻繁に前足で目をこすろうと行動をおこします。
そうすると、角膜を傷つけて今以上にひどくなります。
家にいる間は、必ず止めさせてください!
![](https://www.karabist.com/wp-content/uploads/2017/05/52d0a485e908d25aab36d79a3120a422-300x200.jpg)
エリザベスカラーなどを使用してくださいね。
目やにの取り方
猫の目はデリケートです。
猫の体を押さえて顔を固定すると、大暴れします。
目やにを取るのに、かえって目を傷つけたら大変です。
慎重に目やにを取りましょう。
準備するもの
コットン又はガーゼ
ぬるま湯
以上です。(笑)
さ~始めましょう。
コットン又はガーゼをぬるま湯につけます。
ぬるま湯につけた、コットンを指に巻きます。
(あなたの爪で、猫の目を傷つけないようにするためです)
コットンで、目やにの部分を軽くこすってください。
1回では取れないと思うので、数回、ぬるま湯へつけて、軽くこするを繰り返します。
市販の犬・猫用のウエットティッシュでもいいですよ。
(人用は、アルコールが含まれていますから絶対に使わないでくださいね!)
目やにを取るついでに、口周り、耳掃除もしてあげるといいですよ。
綿棒はお勧めしません。
猫が顔を動かして、目をついたら大変ですから、綿棒は使わないでくださいね。
おわりに
「うちの猫ちゃん、ひょっとして目の病気!?」なんて、ちょっと心配になっていた あなた。
人でもそうですが、猫も同じような病気にかかることが分かったと思います。
![](https://www.karabist.com/wp-content/uploads/2017/06/17-06-02-2-300x200.jpg)
猫の神秘的な大きなクリックリな目!
上目づかいで見られたら、もう、可愛いを通りこしてるのでは?
その可愛い神秘的な目を、いつまでもきれいに保ってあげれるのもあなたです。
どうぞ、わずかな病気のサインも見逃さないでくださいね。
常に清潔に!キラッキラな瞳で見つめてもらってくださいね。
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